青年・江美留／永瀬正敏
宮崎県出身。
1983年に『ションベン・ライダー』（相米慎二監督）でデビュー。
『息子』（91/監督：山田洋次）で日本アカデミー賞、ブルーリボン賞、キネマ旬報賞、日刊スポーツ映画大賞、他計６映画賞で、主演、助演男優賞を総なめにし、『学校Ⅱ』（96/監督：山田洋次）と『誘拐』（97/監督：大河原孝夫）で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を、そして『隠し剣鬼の爪』（04/監督：山田洋次）で同優秀主演男優賞を受賞。またカンヌ国際映画祭芸術貢献賞受賞作『ミステリー・トレイン』（89/監督：ジム・ジャームッシュ）、ロカルノ国際映画祭グランプリ受賞作『アジアン・ビート（香港編）オータム・ムーン』（91/監督：クララ・ロー）、エジンバラ、リミニ両国際映画祭グランプリ、トリノ国際映画祭審査員特別賞受賞作『コールド・フィーバー』（95/監督：フリドリック・トール・フリドリクソン）などの海外作品も含め、80本近い映画に出演している。一昨年に公開された『毎日かあさん』（11/監督：小林聖太郎）で第２０回日本映画批評家大賞の主演男優賞受賞。待機作に『四苦八苦』（監督：中田秀夫）、『戦争と一人の女』（監督：井上淳一）、『神隠しのキャラメル』（監督：酒井麻衣）、『リンゴのうかの少女』（監督：横浜聡子）。現在は、主演の台湾映画『KANO』（監督：馬志翔）を撮影中。写真家としても活動。青森県立美術館、津軽伝承工芸館で写真展を開催、今後、都内他各都道府県で写真展を開催予定。
